上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--]
スポンサー広告 |
トラックバック(-) |
コメント(-)
筋肉痛大好きRayです。こんばんは。^^
結局連休は読書とトレーニングくらいで終わってしまいました。^^;
でも特に物足りなさ感じていません。
末期症状です。連休明けの仕事は張りが出ない・・。
会議会議会議と重なりもの凄く疲れたし・・。10数人しかいない会社ですと、自分でも、
経営戦略会議やら偉そうなのに出席するんですよ。^^;
さて、中々エンジン掛からない仕事中に気になる記事を見つけたので、紹介。
以下、9月16日の産経Webより抜粋です。
ジローラモさんのコラムです。
「118。日本の救急外来の考え方の違いに驚いた。イタリアの救急は、急を要するわけだから、搬送患者を拒否できない。先に順番を待っている救急患者より、もっと急を要する容体の患者が搬送されればそちらが優先されるといった具合で、断るなんて考えられない。
イタリアの医療制度は、かつての日本に存在したと聞く『かかりつけ医』が基本になっている。居住者(滞在する外国籍の方も可能)はまずかかりつけ医を探す。居住区の地域保険局で医療保険制度に加入、提示される保険医リストの中から自分で医師の選択が可能。居住先から近い医師を選択するのが一般的かもしれない。選択後に、医療保険番号、かかりつけ医の名前、医院の所在地などが記入された保険証が発行される。
この手続きを最初にしておけば、いざ具合が悪くなった場合まず、かかりつけ医に通い診察を受けられる。費用は無料。薬は処方箋(せん)薬局を紹介され、さらに専門的な治療が必要な場合はクリニックを紹介され、ここからは有料。かかりつけ医は、自分の受け持つ保険住民数、実際に診察した患者数で額が決まる給与を政府から受け取る。
さて緊急の場合は、自ら救急病院へ行くか、救急車を呼ぶかの二択。自らの場合は救急病院の前に到着後、窓から白いハンカチをかざしクラクションを鳴らす。すぐに病院からスタッフがでてきて、看護を受けられる。救急車を要請する場合は118をダイヤル、オペレーターが最寄りの救急病院の救急車を手配してくれる。救急病院での治療は、医療保険に加入していなくても無料。地域医療・救急医療・高度医療の連携がかかりつけ医を中心に形成される仕組みと、保険料の目に見える活用法の基本モデルがここにあると思うのは、私だけだろうか。(エッセイスト・ジローラモ)
(2007/09/16 09:59)」中々考えさせられる記事です。
財政破綻国家、マフィア国家と揶揄されることも多いイタリアですが、
医療制度は中々なもので・・。
日本に年金、医療制度を始め、社会保障は自己責任原則への舵取りから、
医師の不足、医療保険問題など様々な問題がクローズアップされ、ニュースに登場する機会も増えましたが、
先に、自己責任原則を突っ走り、GDPも世界第一、偉大なるアメリカ様の現状は、
マイケル・ムーア監督の新作、「シッコ」でも散々叩かれている通り。
http://sicko.gyao.jp/医療保険制度ではダントツの先進国最下位、歯医者の無いコスタリカより下で、4000万人が医療保険未加入の国。
すべて対米追従が間違っているとは言いませんが、少なくともココは追従するべきところではないと思われます。^^;
比べて、イタリアも含め、アメリカに
「古いヨーロッパ」と揶揄された国々は、割と医療制度に関しては優秀。
フランスも一律の初診診察料金など、比較的優れた制度を持っています。
昨今、政治経済なども、
勢いあるアジアの他の地域、またはアメリカに目が行きがちな我が日本ですが、
ひとつ
ヨーロッパ大きな、「国」と言っても差し支えない地域に、観光以外で目を向けてもいいのではないでしょうか?
今やドルに変わる通過となり得るユーロ、
安定した成長、
数百年に渡る紛争の歴史に対しての終止符、
6億人近い人口の経済圏、
新加盟国からの新たな労働力・・・アメリカに睨まれ、アジアの激流の中で生きていかなくてはならない、我が日本も学べる点は数多くあると思います。
意外と我々日本人は、スポーツやファッションなど、表面的な部分でのヨーロッパは知っていても、
その内部をじっくりと見据える機会が少ないのではないでしょうか?
自分もアジアに目を向けることが多いので、勉強不足を痛感・・。
ハッと目がついた記事がきっかけでしたが、良いチャンスと捉えて視野を広くしようと思います☆
ちなみに、
「今後ヨーロッパが熱いぜ!!」と胸のうちに思いを秘めていた方にオススメ一冊がこちら。
↓
かな~り読み応えのある本ですが、普段とは違った視野で国際社会の流れが見えてきます。
また読み返そうかな・・・
スポンサーサイト