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またまたボクシングネタ:1月14日世界戦:ムニョスVS川嶋 

3回連続ボクシングネタですみません。^^;


興味の無い人も頑張って読んでね☆ アクセスカウンター付いてるから、明らかにスルーしてる人が多数なのバレバレだぞ♪(じゃあ書くなよ・・) 



まぁ3度続いてしまったのも、10日のダブル世界に続いて14日にも世界戦がありましたからね。^^ 


結果として、3試合とも全てタイプが違った名勝負☆ 



ボクシング好きで良かった・・と思いましたね。 


中でも、一番心に響いたのが昨日の川嶋戦でした。







川嶋勝重




バカボンのパパ似の憎めないボクサー・・。



才能なし。センスなし。


と、言われ、


当然プロテストも落ち、


会長からは「他の人に迷惑だから辞めてください」と言われてしまう始末。




しかし、



彼には誰にも負けない、大きな大きな才能があった。








実直。





彼の強さは正に、100%努力で掴み取ったもの。


いつしか、日本を代表するハードパンチャーとなり、初の世界戦は、当時難攻不落の王者の片鱗を見せていた、徳山


12R戦い抜くも判定負け。



再起し、二度目の世界戦、



彼は奇跡を起こす




徳山に対し、





1RKO勝ち!




恐らく、何千発、何発と繰り返しサンドバックを叩いた、右のフックが炸裂した瞬間、思わず絶叫したことを覚えてます。 


その後、徳山との再戦で敗退。



以後、2度世界戦を経験するもいずれも敗退。



そして今回がラストファイトとして挑む相手は、





アレクサンドル・ムニョス





23戦23勝23KOだった当時、日本に来日して以来、


日本人キラーとして、世界戦で日本人と戦うこと、実に6度。 その全てを勝利。 

ベネズエラ屈指のハードパンチャー。 



戦前の自分の予想は、申し訳ないが完敗を予想しておりました。

実直の前に出て、大振りのフックを振り回す、川嶋のスタイルは、

重たいジャブ、伸びのあるストレートに加えて、突如飛び出すアッパーを兼ね備えたムニョスの格好の餌食になると思っていました。 



突っ込む→かわされる→ジャブで突き放される→ストレート喰らう→必死に顔をガード→下からアッパードカン。 


と、何か嫌な想像ばかり・・。 



しかし、1R開始から、川嶋が予想外の動きを見せる。

上体を振りながら、リングを回り、ジャブを小刻みに打つ。 


これにはムニョスも面食らった感じ。そしてムニョスのジャブが空を切る。コンディションが良くなさそう・・。


今まで、川嶋は散々、


「小さいパンチをまとめて」とか「もっと細かいコンビネーションで」とか言われまくってましたが、

何故やらなかったか?






きっと、やらなかった、


では、なく、




出来なかった



のでしょう・・。


細かいコンビや、高等なフェイントの応酬ではどうしても、センス、アマの下積み全てが対戦相手に分があることが殆んどだったでしょう・・。 

だから、いつも実直に前に出て、渾身のフックで仕留める・・

それが川嶋のボクシング。


しかし、この試合、才能もセンスもないと言われた、33歳のボクサーが明らかに成長したボクシングを見せる。 

ジャブを突き、しっかり足を使い、飛び込んでフック。


4Rラウンドには、待ちに待ったボディブローも当りだす!


明らかに効いた表情を見せるムニョス。



予想しなかった展開に、手に汗を握る・・。 



いけるか・・・?





しかし、ここから、アマチュア戦績も豊富なチャンピオンの巧さが徐々に出てくる。


アマチュアボクシングで重要視されるのは、


手数とパンチを当てること



倒さずとも、確実に手を出し、相手の顔面にパンチをヒットさせること。


チャンピオンは見栄え悪くとも、これを着実に実行する。



川嶋が飛び込む間、フックを当てたその直後、

間、間、を狙って川嶋が一発打つごとに、押し付けるようなパンチで3発4発と当ててくる・・。 


余り力が入っていないように見えたパンチだが、リーチの長いムニョス。

押し込まれるように打たれれば、間違いなくダメージは残るし、徐々に川嶋の顔が跳ね上がるシーンも増える。

が、ジャブを打ち続け、飛び込んでは、ボディ、そしてフック。


単発ながら川嶋のパンチも強烈にヒットする。 


ムニョス、明らかにボディが効いて苦しそうな表情だが、手数は衰えず、確実にパンチは顔を捉える。


嫌な予感がしたのは中盤辺り・・。


川嶋がコンスタントにパンチを貰い続け過ぎてる・・。 


コンスタントにパンチを貰い続けると、ダメージより深刻なのは、実はスタミナが想定外に早く切れる。


無意識に、パンチを貰うたびに、体は体勢を立て直そうと堪える・・ そして、徐々に意識が朦朧とし出す、必死に戻す・・・この繰り返しが異様なスピードでスタミナを削る。 


しかし、8R、遂にムニョスの動きが止まる! ここぞとばかり川嶋がラッシュ!


決まるか!? と本当に思えるくらい展開。



が、



9R、何故か距離を取り手が殆んど出ない川嶋・・。

今こそラッシュをかけるラウンドなのに・・・



後からコメント読んで分ったことだが、この時点でスタミナ切れを起こしていたらしい・・。 


そして後半戦。

10R、11R、12R、単発でヒットはさせるものの、川嶋の手数がどんどん減る。


ムニョスもボディーのダメージからか、ラッシュは掛けないが、何発かパンチをまとめては、組み付いてクリンチの展開。


一発が派手なだけに、会場が沸くのは川嶋のパンチだが、確実に数が当るのはムニョスのパンチ。

徐々にパンチを貰った直後の川嶋の表情が一瞬虚ろになるシーンが目立つ。


しかし、もう切れたはずのスタミナを最後まで振り絞り、拳を振るうが、距離を潰されクリンチ・・・




そのまま12Rが終わった。



自分の採点表・・・・





115-113でムニョス、不明ラウンド及び誤差は2~3ポイントと予想。




ジャッジがボディーのダメージを評価してくれれば・・・


一発の重さ、前進し続けたアグレッシブを評価してくれれば・・・



長い時間係り集計が終わり、







3-0




勝者、ムニョス。












川嶋勝重、33歳、


不器用なまでに実直な、


12年間のボクシング人生が終わった。






本人も良くて引き分けだと思っていたよう。


しかし、ムニョスが、「本当に強かった。引退してもボクシングに係わっていて欲しい」という趣旨のコメントをしたことが、全てを物語っている。




長い間、お疲れ様でした。そして本当に素晴らしい試合をありがとう!と、心から言いたい。


才能無くとも、


センス無くとも、



それは言い訳にしかならない。



人間、


反復、継続、努力でここまで、強くなれる!


そしてここまで、他人を感動させられる人間になれる!



そう教えてくれた人です。 




もう一度、素晴らしい試合をありがとうございました。

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[2008/01/15 23:27] 未分類 | TB(0) | CM(0)

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